BRAND CONCEPT
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1000年以上前から製革の歴史を持つ「革の聖地・姫路」。
姫路では、古より「姫路の白鞣し革」という伝統的な革づくりが行われ、
明治時代には、いち早く欧州式の近代的な製革技術が伝わり
1905年(明治38年)に「姫路製革所」がつくられました。
TAANNERR(タァンネリル)は姫路製革所を源流に持ち、
1世紀以上業界を牽引し続けてきた、日本国内屈指の老舗タンナー(製革業者)
株式会社山陽から生み出されています。
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すべての革が、生きている。
私たち1911年創業のタンナー・山陽が、レザーアイテムブランド「TAANNERR(タァンネリル)」で目指したのは、「皮革」「デザイン」「サービス」において、タンナーだからこそ提供できる、“あたらしいオーセンティシティ”を提示すること。
市場における希少性や、自然界にない均質性に追われるのではなく、
タンナーとして自信を持って選別した、食肉副産物の原皮だけを材料に、
LWG(Leather Working Group)認証を基に生産した、持続可能な天然皮革を使用しています。
<LWG認証とは>
レザーに関するブランド、タンナー(製革業者)、薬剤メーカーの3社で構成し、2005年に設立されたLeather Working Group という、イギリスに本部が置かれている非営利の国際環境保護団体が、レザーに対する品質や安全性、環境問題等の厳格な国際基準に準拠しているかを審査し、認証を与えています。革製品を扱う世界的有名ブランドのほとんどが加盟しており、LWG認証を取得しているタンナーからのみ革の提供を受けるようになってきており、環境問題に配慮しつつ、消費者に対して安心・安全で高品質な革製品を、提供することができるとされています。
日本のタンナーでLWG認証を取得しているのは山陽含めて2社のみです。(2023年9月30日現在)
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華やかなブランドや、トラッドな定番を真似るのではなく、
タンナーだからこそ知りうる本革の価値を人々の心へストレートに届け
「本物」という概念を更新する、New Authenticity Design。
大量消費のファッションや、見せかけのサステナビリティではなく、
タンナーだからこそ知る、長い間愛用できる本革の真価を味わっていただきたい。
持続可能な世界で生きていく、あなたのために。
私たちは、心を込めてつくり、届けていきます。
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ブランド名TAANNERR(タァンネリル)は、
TANNER(タンナー:製革業者)がベースになっています。
文字を重ね、ロゴを繋ぎ、
“時を超えてつづいていくもの”を表現しており、
創業から110余年の歴史を持つタンナー・山陽のブランドメッセージ
“WE MAKE TIMELESS BEAUTY.”を受け継いでいます。
レザーアイテムブランドTAANNERR
1世紀以上にわたり、革をつくり続けたタンナーが手がける、
これから先の未来を、革を愛するあなたと共に。