クラフト CRAFT

TAILORED WITH PRECISION

一枚ごとに異なる革を見極め、
その個性が最も美しく見えるかたちへ。
色を重ねる手も、
設計を詰める時間も。

すべては、革を主役に仕立てるために。

手染めは、
同じ色に揃えるためだけの仕事ではない。
革の状態を見ながら、
一枚ずつ、何層にも色を重ねていく。

深み。
透明感。
自然なグラデーション。

一枚ごとの違いを見極めながら、
その革にしかない表情を引き出していく。

使い込むほどに色と艶が深まり、
やがて、その一枚だけの表情へと育っていく。

革そのものの美しさを見せるために、
できるだけ継がず、大きな一枚革で仕立てる。

色。
艶。
シワ。
一枚の中にある、自然な表情。

パーツを細かく分けるのではなく、
革の大きな面そのものを、デザインとして生かす。

革を飾るのではなく、
革そのものが美しく見えるかたちへ。

製品づくりの中で、
最も時間をかけるのは設計。

持ったときの重心。
開閉のしやすさ。
革の厚み。
芯材の選び方。

見た目には現れにくいところまで、
何度も確かめながら、かたちを整えていく。

革の美しさを生かすこと。
そして、使う人の手に自然に馴染むこと。

その両方を、設計の段階から考える。

見えるところだけを、
美しく仕上げるわけではない。

縫製も、内側も、
見えない部分まで同じ基準で仕立てる。

コバも、ただ綺麗に磨くだけではなく、
革の種類や使われ方に合わせて仕上げる。
※コバ:革の裁断面。磨きや仕上げによって、製品の輪郭を整え、美しさを引き立てる部分です。

細部を整えることで、
全体の輪郭が引き締まり、
革の美しさが、より端正に見えてくる。

何年も使ったあとにこそ、
その違いが現れる。

流行を追うことより、
永く使えるかたちを考える。

長く使い続けられること。
時間とともに味わいが増す素材を選ぶこと。

完成したばかりの姿だけではなく、
5年、10年と使われた先まで。

使い込まれながら、
少しずつその人のものになっていく。

そこまでを考えて、
TAANNERRは一つの品を仕立てる。