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バッグに使用しているこだわった “素材”

みなさんこんにちは。
本日は、natural vegetable tan “Business Bag” と “Tote Bag” 素材の 
こだわっている部分についてご説明していきます。

ビジネスバッグ・トートバッグには
ピット層で鞣されたステアハイドのヌメを用いた革を使用しています。
※生後3~6ヶ月の間に去勢を受けた生後2年以上の雄牛からとれた革。



ピット槽で鞣された本ヌメ革とは、約1か月かけてタンニンを革に浸透させたものです。
ヌメ革は革の繊維が解されないまま鞣されているので、革の断面を磨くときれいに光ります。
※タンニンが多く含まれていることも理由のひとつです。

そのため、バッグのデザインは切りっぱなしにして、コバが生えるようにしています。



そして、今回使用している革には、オイルとワックスを染み込ませているので柔らかく、
コシのある触感になっており、常に手で触れているハンドル部分は経年変化が顕著にでます。
※オイルやワックスは、天然オイルで、牛脚油(ぎゅうきゃくゆ)をベースに作られています。


※左は未使用、右は2ヶ月使用。

まだ、2ヶ月しか使用していないのですが、艶が出て肌触りがよくなってきます。

本来なら廃棄されてしまう食肉の副産物である皮を有効活用し、素材を引き立たせる仕上げを行い、
このバッグに使われている美しく堅牢な最高級ピットヌメ革を作りました。





TAANNERRブランドは
お客様に、長く、美しく、愛用して頂きたいと思っております。
ぜひ、経年変化を楽しんで頂き、世界で一つだけのバッグにしてみてはいかがですか。

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また次回の投稿で。