News & Column

TAANNERRに使用している革ができるまでの工程 ~ 入荷/水洗い/石灰漬編 ~ ①

01 . 入荷編


TAANNERR(タァンネリル)のアイテムに使用しているヌメ革の素材となる原皮(げんぴ)は、
当社 株式会社山陽が長年培った知見を活かし、世界中から吟味、厳選しています。

原皮は腐らないように現地で約80%の濃度で塩漬けされ、入荷されます。



02 . 水洗い編


原皮に付着している、塩や油をとるためミキサードラムに入れて汚れを落とします。
※生皮に近い状態にする。
季節によりますが、約20℃で鮮度や湿潤具合に合わせて、時間や使用する薬品を調節します。



03 . 石灰漬編

表面に残る不要な部分を取り除いた後、消石灰などを融合した石灰乳に浸けます。
低速回転させて繊維をほぐし、毛を取り除きます。



原皮からの1部工程をご紹介致しました。
続きはまた後日、皮が腐らないようにする工程「ピット槽/鞣し編」をご紹介致します。

それでは、次回の投稿で。